用語集glossary

暗黙知

経験によってのみ得られる、言語化しにくい知識のこと。

ハンガリーの哲学者マイケルポランニーは著書 "TheTacitDimension"(暗黙知の次元)の中で、 暗黙知について次のように表現している。 "we can know more than we can tell" (私たちは言葉にできるより多くのことを知ることができる)

SECIモデルでは、知識が形式知と暗黙知の様相を取って4つの過程を経ながら新たな知識が創造され転移することをモデル化して説明している。

従来の日本の製造業の強みは、豊富な経験によって培われた高度な知識を体験を通じて学ぶ教育システムにあった。今後も日本の製造業が世界で生き残っていくためには、この教育システムをさらに強化していくことが必要となる。一方で、これらのシステムは人に依存しており、高齢化や社会の変化のスピードアップという現状に適応するのが難しくなってきている。
そこで、ITIDは「開発の見える化(iQUAVIS)」により、技術知見の標準的な形式知化の手法を提供すると同時に、技術者育成・技術者力強化(ARMS)によりそれらの形式知を補足することで、教育のスピードアップを図っている。

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