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2010.04.12 「それでもコストは削れる ~改革を阻む六つの落とし穴~」を発刊

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株式会社iTiDコンサルティングが執筆した、「それでもコストは削れる。」~改革を阻む六つの落とし穴~ が日経BP出版社より4月12日(月)に発売されました。
本書は、主に製造業の設計・開発業務に携わっている技術者や管理職、経営者の皆様に向けた「コスト削減のための指南書」です。

従来の「コスト削減本」は、製品開発プロセスの中でも生産技術領域を対象にすることが多かったのに対し、本書では上流の設計、開発の領域に着目してコスト削減を実現する手法を解説しています。 製造業の開発現場に密着して改革支援活動をしているiTiDのコンサルタントの豊富な体験談を交え、良い事例や悪い事例をご紹介しながら、単に「経費を削る」などといった設計者のモチベーションを下げるような後ろ向きな解決策ではなく、「手戻り」をなくすことで「開発コストを半分、同時に開発期間も半減」させることを提言しています。


▼本文の一部をご紹介

第1章より抜粋

"「企業価値を高めるためにコストを削減しよう」
本書で伝えたいメッセージはこの一言につきる。ただ、この言い方に、若干の違和感を覚えられる方もおられるかもしれない。例えばいくばくかの方は「いまさら言われるまでもなくもう十分にやっている」と思われるだろう。 ・・・中略・・・それでもコストはまだ削減できる。まだほとんど手付かずの、コスト削減という視点からみれば「宝の山」のような領域がある。"


第6章より抜粋

"こうした状況を打破し、危険なにおいをかぎわけ、リスクを見つけ出せるようにするためには、次に示す六つの項目を実践する必要があるだろう。

1.開発の対象となる製品の仕様を把握すること
2.要求仕様に対する目標スペックをどの程度の数値に設定しているかを把握すること
3.それぞれの目標スペックに対して、いつまでに、どの程度の完成度で仕上げればよいかを把握すること
4.人やコストなどの制約条件を把握すること
5.検証会を問題解決型ではなく、リスクを見つけ出せるように運用すること
6.リスクという考え方を根付かせ、リスクを見つけ出すという企業風土を醸成すること"

第8章より抜粋

"ところが最近、当時の決意も虚しくデザインレビューの本来の目的を忘れてしまっている企業が増えている。ある会社のデザインレビューに同席した際に目にした出来事がそれを物語っている。
 「では特に問題がなければこれでDR2は終了とさせていただきます」
 次の瞬間、我が耳を疑るような言葉が議長の口から出てきた。
 「それでは続きまして、DR3を始めたいと思います」
 なんと、一日のうちにDR2とDR3を連続して実施していたのである。後から聞いた話だが、この企業ではついでにDR4まで連続で実施してしまう場合もあるというから驚きだ。 この話でわかることは、この会社ではもはやデザインレビューという会議を開催することだけが目的になっているということだ。"

【書籍の概要】

書名:「それでもコストは削れる。」
  ~改革を阻む六つの落とし穴~
編著:iTiDコンサルティング/監修:北山 厚
執筆者:北山 厚、福田 浩明、佐藤 晃、佐野 古志郎
価格 : 1,575円(税込み)
ISBN: 978-4-8222-2099-0
発行元 : 日経BP社
発行日 : 2010/04/12
【目次】

それでもコストは削れる。
第1章:コストはまだまだ削減できる
第2章:なぜ開発に注目するのか
第3章:なぜコストに注目するのか
第4章:「とにかく納期優先」
第5章:「作ってみないと分からない」
第6章:「自分は大丈夫」
第7章:「伝わっているはず」
第8章:「これ以上はできない」
第9章:「言い出しっぺは損」
第10章:定着してこそ成功
第11章:削ってはいけないコストもある

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