イノベーターの様々な視点、切り口を掲載しています。
- 国際的な技術競争で勝つための「木を見て森も見る」システム思考
(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究所 所長 狼 嘉彰) - 中国の躍動を日本の躍動に
- 医薬、食品、化学業界における生産プロセスへのシミュレーション導入
(Technalysis,Inc President Dr. Akin Ecer)
「創業は易く守成は難し」
企業が時代を乗り越えて行くには、単なる技法や方法論を学んだだけでは全く不十分です。
4年以内に消滅する企業は90%にのぼるとも言われていることからも、技法や方法論だけでは、事業の継続がいかに難しいことかが伺えます。
弊社は、創業以来、長き年月をかけ着実に成長してきた企業、先人の皆様に多くを学ぶことこそ最も必要なことの1つであると考えています。
各企業様の成長の源や伝承すべき「価値観」をインタビューを通じて認識し、これからの日本製造業の羅針盤を示しています。
株式会社ユニバンス 谷相談役
- 経営とは進化論
- 企業は人なり
- イノベーションは矛盾概念を越えたところで起こる
株式会社オプト 鉢嶺 登 CEO
今回は、創業15年、インターネット広告代理市場でシェアNo.1、eマーケティング事業で急成長する、株式会社オプトの代表取締役社長CEO鉢嶺登氏にお話を伺いました。
- 企業成長の源泉は"日本を変える仕事がしたい"という経営者の強い想い。
- 人材や風土が強固な会社が、様々な変化に対応して新しいものを生み出し続けられる。
- 個人の想いを発揮できる環境と機会づくりが若者を活性化させる。
- 企業を存続させるために常に個人や組織の固定観念を変える取り組み。
東京ガス株式会社 前田副会長
今回は、日本最大のガス会社である東京ガス株式会社の前田取締役副会長にお話をお伺いしました。
- マイノリティだからこそ見えてくる、物事の本質やチャレンジがある
- イノベーションに必要なのは、ぼろぼろになっても死の谷から這い上がるだけの忍耐力と持続力
- ガラパゴスと揶揄されようとも、No.1の技術にはおのずから世界から声が掛かる
- 企業にとって特に重要な人材は“自ら荷物を背負い仕事を創る人”
- 自身の大儀をぶらさない"美しく生きる"という価値観
甲南大学 安積教授
松下電器産業ご出身で、松下電子工業取締役などを経て、現在は甲南大学で教鞭をとられている安積教授にお話を伺いしました。
エズラ・ヴォーゲルがJapan As Number Oneを記したのは1979年。かつてアメリカを震撼させた日本製造業の最盛期から現在に至る約30年の間にいったい何が起こったのかを振り返りながら、ワールドワイドでのビジネス環境における要職を歴任された安積教授に、現在の日本製造業が着目すべき課題について語っていただきました。
- 研究開発投資比率が小さい業界で使われている技術は、早期にキャッチアップされるリスクが高い。
- 日本製造業の競争力の低下の根源は、経営者や技術者が顧客と市場を見なくなってしまったことである。
- 企業競争力のポテンシャルは企業理念の深さにある。
- 日本の経営者、技術者は、新興国に行って顧客の嗜好、文化を自ら体感すべし。
- 日本製造業の技術開発戦略上の最大の課題は、技術ロイヤリティーの獲得方法である。
慶應義塾大学 前野隆司教授
今回の日本製造業の"源泉"インタビューは、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科(※以後SDM )委員長に就任されました前野隆司教授にお話を伺いしました。
前野教授は、キヤノン株式会社の研究員を経験の後、慶應義塾大学理工学部においてロボティクス・メカトロニクスの研究をされました。SDM発足に伴い、現在はシステムデザイン・マネジメント研究科で、学問分野の枠組みを超え「人間にかかわるシステムであれば何でも対象にする」という方針で研究および教育を行ってらっしゃいます。
今回のインタビューでは、システムズデザインの観点から、現在の日本がおかれている状況からの復興に関する多くのヒントをいただくことができました。インタビューの中で、我々が特に注目したポイントは以下の4つになります。
- 日本人よ、もっと自信を持て。日本は1500年継続してきた世界で最もサステナブルな国。
- 今日本に必要なリーダーは、システム全体を見た上で必要な専門家を召集しプロジェクトマネージメントを行うリーダーと、実際に創造的に答えを導くリーダー。
- トップクラスのリーダーやアーキテクトになるには生まれ持ったセンスが必要。ただし、必要とされているミドルクラスは学問を通して教育できる。
- 人生は思った通りには行かない。一見ちぐはぐなように見えて、実はすべてつながってくる。無駄なことなど何もない。文理の垣根を越えた学習をすべし。
iTiDコンサルティングは製造業のさらなる発展のために重要な「開発力」に着目し、iTiD INDEXという品質指標を用いて2004年から全国規模の調査を実施してまいりました。
第1回開発力調査では38社、55事業体、約1900名のエンジニア、また2007年の第2回調査では72社、118事業体、約4500名のエンジニアのご協力をいただき、調査及び分析結果を開発力白書として刊行しています。
2007年度版の開発力白書では、調査データから成功したプロジェクト(※)と失敗したプロジェクトのデータを分別し成功したプロジェクトにはどのような共通点があったのかを分析した結果、以下の7つがキープロセスであることが明らかになりました。










