開発という前職の経験を活かして、活躍できる領域を広げたい。医療機器メーカーから転職したのはそんな思いからでした。前職では、多くのコスト低減アイデアを出しましたし、新製品の企画・開発も行いました。自信を持って言えることではありませんが、品質問題もたくさん出してしまいました。このような経験を強みとして、コスト低減、品質問題の未然防止、システム設計など、製造業の開発現場が抱える課題解決をご支援しています。
また、開発職では経験できなかった経営管理領域のご支援など、プロジェクトテーマは様々です。
セミナー講師として登壇することも多いです。入社してから100回以上登壇したと思います。クライアント向けの教育研修だけでなく、複数の企業に参加いただくオープンセミナーの講師もしています。

今、注力しているのはカーボンニュートラル関連のプロジェクトです。カーボンニュートラル実現に向けて課題を抱えるクライアントに対し、温室効果ガス排出量の算定や削減方法の検討、クライアントが自走できる体制構築など、経営層と現場を巻き込みながらご支援しています。カーボンニュートラルは、世界の課題でもあります。そのため、世界として、日本としてどう取り組めばいいのかというモデルを考え、そのなかで、企業はどう課題を解決していけばいいのかを考えていく。さらには、生物多様性やESG経営など、より広い視野をもって社会課題の解決に貢献できるコンサルタントになりたいです。

やってみたいことは、まだまだ尽きません。転職前に中小企業診断士の資格を取得し、転職してから会計士の資格も取得しました。これらの資格を活かして、新たなソリューションを開発中です。コンサルティングだけでなく、自分が取り組みたい領域でソリューション開発に挑戦できるのが、ITIDの大きな魅力です。上司、部下含めてメンバーを見渡してみても、何かしら目的をもって転職してきた人ばかりです。「自己実現のため、自己成長のため」という共通認識を持つ仲間が集まっているからこそ、やりたいことを自由にできる風土があるのかもしれません。だからこそ、これまでの開発や設計の経験を活かして、新しい領域に踏み込んでみたい方にとっては最適な環境だとも言えます。この新しいチャレンジを歓迎する風土を、ぜひ有効活用してほしいです。