将来に向けた画期的な技術の開発を行うこと、低コストで高品質な開発を行うことは、製造業が強みを発揮していくために必要なことであり、多くの企業で取り組んでいます。しかし内容を見てみると、既存の改良にとどまり、大きな効果を得られていないことが多いのではないでしょうか。
ITIDでは、これまでのコンサルティング経験を独自のアイデア発想支援フレームワークに凝縮し、技術者が陥りがちな心理的惰性(※)を打破して新しい手段の発想を支援します。
※心理的惰性:過去の経験に基づく思い込み、それによって制限される思考の幅のこと
新技術・コストダウン発想(FA法)
従来の製品の枠に捉われない斬新な設計案・解決法を創出することができます
図1 FA法の概念図
図2 発想視点の6つのカテゴリ
図3 FA発想カードサンプル
期待効果
- 心理的惰性を打破し、従来の製品の枠に捉われない斬新な設計案・解決法を創出することができます
- 実現性の見えていない「価値」に対しても、技術や実現手段のアイデアを得ることができます
コンサルティング実績例
テーマ | 結果 |
---|---|
先行開発テーマ発案 (自動車メーカー) |
・これまでに開発テーマとしても複数上がっていたが、それとは異なる開発テーマで、10年程度で実現性のあるものを数十件挙げることができた。 |
コストダウン検討 (精密機械メーカー) |
・常にコストダウン改善案を検討していた生産技術の分野において、新たに100件以上のコストダウンアイデアを発案できた。 |
活動の進め方概要
1 実現すべき価値の明確化
- 価値・機能を技術ばらし手法を用いて体系的に整理し、実現すべき価値を明確化します
2 FAカードを用いたアナロジー発想
- FAカードを用い、アイデアを発案します
- メンバー間で共創することによってアイデアをブラッシュアップします
3 アイデア評価
- テーマに最適な指標(魅力度、市場性、新奇性、実現性、コスト)を選び、アイデアを評価します