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コンソーシアムの立上げ/運営支援

参加企業毎に異なる要求を整理することで非競争領域を定義し、推進する

 近年の製品開発においては、要求(達成目標)の高度化と実現手段の複雑化が年々進んできており、一社ですべてを開発することが難しくなってきています。このような環境の中で、限られたリソースを有効活用し自社の競争力を維持・向上させ続けるためには、非競争領域における開発は複数社共同プロジェクト(コンソーシアム)で推進することが有効です。欧州などでは既に強力に推進されているやり方ですが、日本ではまだ十分に実施できているとは言えません。

コンソーシアムにおける日本と欧州の違い

 ITIDでは、日本の製造業の開発力強化を長年に渡り支援してきた経験をもとに非競争領域を含むコンソーシアムの枠組みを作り、”あるべき製品開発の進め方を支援する「開発の見える化」” ”企画を支援する「イノベーション/インキュベーション」” ”技術者を育成する「人材育成」” 等の独自ソリューションを活用することで、具体的な強化活動を支援します。

非競争領域をプロジェクト化して進める、コンソーシアムの枠組み

期待効果

非競争領域を明確に定義し共同で推進することで、下記の効果が期待できます。

活動の進め方概要

1 目的・課題の見える化

  • ヒアリングにより、参加企業の要求・課題等を洗い出し、整理します。
    (技術のみでなく、人材育成や開発ツール等の様々な観点を折り込みます。)
  • 必要に応じて、ITIDと外部調査機関により関連調査を実施します。
  • 得られた情報を独自のフレームワークにより見える化します。

非競争領域検討の枠組み。参加企業の要求、課題を洗い出して整理、見える化する

2 非競争領域を定義

  • ITIDと参加企業の議論により、各社の戦略を踏まえ利害の一致する非競争領域を定義します。

非競争領域検討の枠組み。要求、課題の中から利害の一致する非競争領域を定義する

3 関連企業や研究機関をリストアップ

  • 非競争領域の課題対策を保有している企業や研究機関を調査し、リストアップ・整理します。

非競争領域検討の枠組み。非競争領域の課題を対策する技術調査

4 プロジェクト化

  • 対策をプロジェクトとして立上げ、役割分担や予算配分を決めた上で推進します。

関連する事例

● 一般社団法人システムアシュアランス協会
   日本の産業界の国際競争力を高めるためのシステムアシュアランス活動を実施
   (ITIDは理事として参画)

● その他製造業におけるコンソーシアム(事例詳細は非公開)

ITIDの強み

● 「何をやるか(非競争領域)」を決めることができる
    参加企業毎に異なる複雑な利害関係を調整し、全企業に利益をもたらす非競争領域を定義するファシリテーションスキル

● 「どうやってやるか」を幅広く選択・推進することが出来る
    幅広い開発力強化ソリューション保有
     開発の見える化、開発プロセス効率化、イノベーション/インキュベーション、人材育成、開発力診断・アセスメント等

● 「中立的立場にて、産学官をまとめる」ことが出来る



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