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温室効果ガス排出量削減アイデアの発想(FA法)

従来の枠に捉われない、実効性の高い温室効果ガス排出量低減策を創出できます

 温室効果ガス排出量を削減しようとしても、従来の設計思想や発想に縛られてしまい、実効性のあるアイデアを生み出せず、多くの企業が課題を抱えています。
 ITIDでは、独自の発想法であるFA法を用いて、製品改良、生産工程改善、業務プロセス改善など、幅広いシーンで温室効果ガス排出量低減策のアイデア創出をご支援しています。

FA法(機能類推法)とは
FA法とは、ファンクションアナロジー、機能類推法の略語です。
FA法の詳細についてはこちらをご覧ください。

製品・工程が持つ機能や要件の洗い出しと、新方式アイデアの発想

図 製品・工程が持つ機能や要件の洗い出しと、新方式アイデアの発想

期待効果

FA発想法の活用例

 加工機をテーマに、FA発想法の活用例を説明します。

 「加工部位を冷却する」という機能に着目して、「特性を変えてみたらどうか?」というFA発想カードを当てはめてみると、切削油の冷却特性を変える、というアイデアが発想できます。冷却性の異なる切削油を使用し加工速度を落とすことで、電力消費量を削減しつつ切削油自身の消費量も抑えることで、加工時における温室効果ガス排出量削減につながる可能性があります。

 また、民生機器をテーマに、 FA発想法の活用例を説明します。

 「製品寿命を延長する」という要件に着目し、「分離したらどうか?分割したらどうか?」というFA発想カードを当てはめてみると、ユーザー自ら簡単にパーツを交換・アップグレードできる製品、というアイデアが発想できます。製品の長寿命化により、ライフサイクル全体における温室効果ガス排出量を削減でき、気に入った機器を長く使いたいユーザや、環境に優しい製品を使いたいユーザのニーズに応えられます。

FA発想法の活用例

図 FA発想法の活用例

活動の進め方概要

1 製品や工程が持つ機能や要素のばらし

技術ばらし手法を用いて製品や工程が持つ機能・要素を整理します。

2 アイデアの発想(FA発想)

FA発想カードを用い、特許情報やカーボンニュートラル事例からヒントを得て、温室効果ガス排出量低減アイデアを発想します。

3 アイデアの評価・選定

温室効果ガス排出量削減効果、技術難易度、品質やコストへの影響、投資額などに基づいて、アイデアを評価・選定します。



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