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開発プロセス最適化

DSM分析と数値シミュレーションにより、開発プロセスのボトルネックを明確化

※DSM (Dependency Structure Matrix)

開発プロセス分析の概要

 市場競争の激化が進む中、製品は高機能化・多機能化が求められ、製造業各社は分業化を含めた開発効率向上を余儀なくされています。一方、そのような効率化の弊害として、「他部署との役割分担の齟齬」や「業務間の情報受け渡しのヌケモレ」による手戻りも多く見られるようになりました。これまで日本企業が得意としてきた「すり合わせ」だけでは立ち行かなくなってきています。

 ITIDでは、DSM (Dependency Structure Matrix)を活用した開発プロセス分析により、不要な手戻りを見える化し、数値シミュレーションを活用しながら課題解決に導くソリューションを提供しています。

期待効果

コンサルティングの手法

コンサルティング事例

テーマ結果
開発効率の向上、プロセス定義と定着活動前と比べ開発効率が180%向上
引合検討から構想設計の業務を分析・整流化し、成果物の品質を安定させる早期のコストダウン検討と高リスク要件の抽出が可能になり、提案力と収益性が向上
理想的な商品開発業務の策定およびシステムインフラの構築企画・開発・生産準備に渡る業務プロセスを整流化
システムインフラ導入に寄与

活動の進め方概要

1 目指す開発プロセス像の構築

  • 社のビジョンやプローブインタビューを踏まえ、目指すプロセス像を描き、関係者間の認識を揃えていきます。

2 開発プロセス分析

  • 規程類、過去の開発日程計画、担当者へのヒアリング情報などを通して、対象の開発プロジェクトにおける実際の作業内容を抽出・整理し、業務タスクとして適切な粒度にまとめます。
  • DSM分析を活用して、タスク間の情報の流れを整理し、手戻りの原因などの問題点を分析します。

3 開発プロセス詳細定義

  • 目指すプロセス像を具現化するために、開発プロセス分析で抽出した問題点の対策案を関係者で検討します。
  • 対策案を現状のプロセスに盛り込んだ場合の効果を定量的にシミュレーションし、結果を踏まえて具体的に目指す開発プロセスの詳細を定義します。

4 目指す開発プロセスの具現化、実践

  • 現状プロセスと目指すプロセスのギャップを見極め、目指すプロセスに向けた対策実行計画を立案します。
  • 合わせて、実運用に必要な文書・ツール等(DR実行手順など)を整備します。
  • 開発プロセスのコンセプトや実践に必要なスキル、知識を教育し、普及します。
  • 定義したプロセスに沿って、実プロジェクトの日程を立て、進捗を管理していきます。


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