プロジェクトマネジメントにおいて重要なことは、制約の中で最大限の成果を作り出すことであり、プロジェクトマネージャの運営面での振る舞いが成果に直結します。ですが、PMBOKをベースにした一般的なプロジェクトマネジメント研修は座学を中心とした知識の習得とプロジェクト計画書への落とし込み方の習得がメインの内容になりがちでした。
そこで、ITIDのプロジェクトマネジメント研修では、PMBOKの品質マネジメント、タイムマネジメント、コミュニケーションマネジメントに相当する内容を中心に、効果的にプロジェクトを運営していくコツを身に付けられる内容にしています。品質マネジメントでは、IPO法やARS法といったレビューを網羅的に行うためのフレームワークの提供により問題点の早期発見を促します。タイムマネジメントでは、技術リスクを勘案したプロジェクト計画の作り方、プロジェクト遅延の予兆のつかみ方、遅延が発生したときの日程短縮策検討フレームワーク(八策)の活用法を学びます。コミュニケーションマネジメントでは、ファシリテーション技術を活用した会議の効率的な運営や開発者とのコミュニケーションのとり方を学びます。普段の業務を進める際に使える手法やフレームワークを習得でき、プロジェクトマネジメントスキルを向上させられます。