市場競争が厳しくなる昨今、新しい価値を創造し、社会へ送り込むことは、企業の生き残りをかけるすべとして必要不可欠になっています。
しかしながら、
「性能向上を主眼とした製品開発ばかりになってしまう」、
「新しい製品開発につながる、良いアイデアが思い付かない」、
と言った技術者の声をよく耳にします。また、新規性の高い製品の開発を企画しても、実行する上で社内の壁は高く、製品化に至らないといったケースが多く見られます。
これらを解決するために、技術者が従来の思考から脱却できるやり方を身に付ける必要があります。また、新規性が高いものであっても、製品化の可能性を高められる考え方も必要です。
本講座では、これらを実現するために演習を中心に独自のソリューション(K-Matrix、K-Table)を実践形式で学びます。実際にこのソリューションを適用して、自動車、家電をはじめ、食品、飲料、化粧品など幅広い業界の開発部門や研究部門において、多くのイノベーションを創出しています。
新たな価値の創造力と目利き力を強化(イノベーションプロセス実践研修)
新しい価値を生み出し、製品化へとつなげるプロセスを習得
期待効果
- 思考の枠を外し、これまで思いつかなかったような新しい価値を考えることができるようになります
- 新しいことを社内で進める上での壁とそれを越えるために必要なスキルと考え方を理解できます
- アイデアを尖らせ、価値の差異化を図るための進め方が身につきます
- アイデアの事業性を考える上で必要なポイントが身につきます
研修アプローチ
全体構成(例:1日コース)
- iMaP Cross Learning (集合研修)
- 技術者が陥りがちな視点以外へ強制的に目を向けさせ、これまでの延長線上ではないものを発想するITID独自の手法(K-Matrix)を学び、身近なテーマを題材に新しい画期的な製品の発想を演習で実践します。
- 新しいアイデアを阻害する壁は、社内にも潜んでいます。その問題点は何か、製品化まで結びつけるために何が必要か。アイデアを評価する視点やアイデアを製品化まで結びつけるための手法を学び、最終演習では、身近な製品を題材に製品企画書作成を体感します。
- 技術者が陥りがちな視点以外へ強制的に目を向けさせ、これまでの延長線上ではないものを発想するITID独自の手法(K-Matrix)を学び、身近なテーマを題材に新しい画期的な製品の発想を演習で実践します。
研修実績例
狙い | 受講者の声 |
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ゼロからプラスを生み出すイノベーション人材が社内で不足しており、社員がそれぞれ“切磋琢磨”しながらイノベーション力を身につける (精密機器メーカー) |
「自分達のグループで発案したアイデアが、後日某企業で商品化予定とニュースで知り大変驚きました。面白おかしいものではなく、実現味のあるアイデアを考えられる実践的アプローチを学べたとつくづく思いました。」 |
自社コア技術を活かした新規事業を立ち上げたいが発散してしまうため、解を見つける手がかりを得る (耐久財メーカー) |
「他のマーケティング主導コンサルとは違い、ものづくりの複雑さがわかった上でのアプローチが良かった。今後の実務においてもそのまま適用できる。」 |
活動の進め方概要
1 カリキュラム構成・研修スケジュールの決定
- お客様のお悩みや受講対象者を把握した上で、カリキュラム構成とスケジュールを合意します。
2 ガイダンス
- 受講者に対する意識付けや上長に対する研修への協力依頼(業務での実践の場の提供など)を行ないます。
3 iMaP Cross Learning (集合研修)
- これまでイノベーションを支援してきた経験を踏まえ、ポイントを分かりやすく講義します。
- 演習は少人数のグループ単位で行い、具体的な例題を元に進めます。単にアイデアを出すだけでなく、その後のブラッシュアップ、合意形成、発表までを体感していただきます。